SESAME miniとは?

鍵を持ち歩かなくても、スマートフォンだけで玄関の鍵を開閉できるようになる「スマートロック」です。

スマートロックは基本的に海外製品が多く、海外の住環境に合わせて作られていますが『SESAME mini』は、日本の住環境に合わせ、小型・軽量化されているのが大きな特徴です。

その注目度は高く、クラウドファンディングサイト「Makuake」では、目標金額100万円に対し1億1,800万円以上の支援金が集まるなど、発売前から話題を集めました。

SESAME miniで出来ること

『SESAME mini』を導入すると、以下のような事が可能になります。

  • スマートフォンで鍵の開け締めができる
  • 一定時間後に自動的に鍵を締めてくれるオートロック機能
  • ドア近くで自動的に鍵が開く手ぶら機能
  • スマホをノックすると鍵が開くノック解錠機能(iOSのみ)
  • いつ誰が鍵を開け締めしたかわかる履歴機能
  • 各種スマートスピーカーと連動する機能
  • 遠く離れた場所からリモートで鍵の開け締めができる機能(要Wi-Fiアクセスポイント)

物理的な鍵を持ち運ばなくても良くなる上に、手ぶらで解錠できるようになるなど、ドアの開け締めが非常に楽になります。また、履歴機能なども備えているため、施錠・解錠の管理も出来るようになります。

SESAME miniの開封とパッケージ内容

『SESAME mini』を開封してパッケージ内容を確認していきます。

パッケージ

パッケージは非常にシンプルなもの。サイズもかなりコンパクトで、本体サイズが小さいことが分かります。

付属品

パッケージ内容は、

  • SESAME mini本体 1台
  • サムターン受けパーツ 2個
  • サムターン受けパーツ取付用ドライバー 1本
  • リチウム電池 2本(本体に内蔵)
  • 予備用ドア取り付け3Mテープ 2枚
  • 取り付けマニュアル
  • サポート連絡先

となっています。

日本語取り付けマニュアルはイラスト入りで書いてあり、基本的にこのマニュアルを見れば取り付けは出来ると思いますが、更に詳しい情報や使い方はネットで紹介されています。マニュアルよりも詳細に調整方法などが書かれているので、見ておくとよりスムーズに取り付けが出来るでしょう。

SESAME mini本体

『SESAME mini』本体を見ていきます。

本体サイズは、「高さ92.7×幅57×奥行54.5mm」となっており、これはスマートロックの中では世界最小級との事。

比較用としてiPhone8を並べてみましたが、iPhoneよりも高さが少し短いようなサイズ感ですね。このくらいのサイズであれば、今までサイズが問題でスマートロックを取り付けられなかった様なドアでも取り付けられる可能性が高まりますね。

本体重量は、バッテリー込みで実測143.7gでした。これは競合他社のスマートロックと比較しても軽量で、他社製品が200gを超えるものがほとんどの中で、この軽さは『SESAME mini』のアドバンテージと言えます。

『SESAME mini』のリチウム電池2本を使用しています。「パナソニックCR123A」が予め本体にセットされているので、届いたその日から使い始められるのは嬉しいポイント。

なお、電池の持ちとしては「1日10回使用で約510日」と、かなり長期間使用できるスタミナ設計。仮に電池が切れた場合でもAmazonなどのネットショップでは千円程度で購入できます。

SESAME miniを取り付ける

それでは、実際に玄関のドアに『SESAME mini』を取り付けていきます。

今回取り付ける予定の玄関ドア。かなり昔のタイプのものです。前の住人が後付で鍵を取り付けていますが、使っていません。

今回はドアノブ上部に見える、楕円形のサムターン(ドアの内側についている、つまみを回して施錠する鍵のこと)に『SESAME mini』を取り付けていこうと思っています。

ドアに取り付ける前に、サムターン受けパーツを取り付けていきます。

これがサムターン受けパーツ。

付属の専用ドライバーを使い、サムターン受けパーツを取り付けます。幅や高さなどは程度調整が出来るようになっているので、色んなタイプのサムターンに取付可能だと思います。

取付金具を付けたら、『SESAME mini』の位置決めをしていきます。テープで本格的に貼り付ける前に、まずは手動でちゃんとサムターンが回るかどうかの位置を探っていきます。

問題なく開閉ができる位置を見つけたら、『SESAME mini』本体背面にある貼り付けテープを剥がし、ドアにしっかりと固定していきます。

なお『SESAME mini』で採用されているテープは、3M製の剥がせるテープなので、剥がしても跡が残りません。そのため、賃貸物件などでも問題なく使用することが出来ます。

1点注意点としては、この剥がせるテープは一度剥がすと粘着力が70%低下するそうです。予備用のテープが付属してくるとは言え、取り付けは慎重に行う必要があります。

アプリを使い初期設定を行う

『SESAME mini』を使うには、アプリが必須。

SESAME セサミ

SESAME セサミ

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iOS、Androidどちらとも対応しているので、持っているスマートフォンに合わせてアプリをダウンロードしておきます。

アプリをダウンロードしたら、まずはアカウント登録をします。アカウントはメールアドレスの他に、Facebook、Googleアカウントでも登録が可能です。

アカウントを登録をすると、次はアプリに『SESAME mini』を追加していきます。名前を付けることが出来るので、分かりやすい名前を付けておくとよいでしょう。

名前を付けた後は、スマートフォンとBluetoothでペアリングを済ませれば登録完了です。これでアプリから『SESAME mini』を動かすことが可能になりました。

登録完了後は、ロックの位置を調整していきます。施錠時・解錠時の位置をそれぞれ設定していきます。

角度設定は、実際にドアが開く角度よりも少し大げさに角度を付けて設定しておくと良いと思います。最初普通に設定してみた所、サムターンが回らない事がありました。そこで、少し大きめな角度を設定することによって、より確実な開閉ができるようになりました。

以上で初期設定は完了。アプリからツマミの絵をタップすると、それに連動して『SESAME mini』も動いてくれます。

アプリで出来ること

アプリのダッシュボードからは、バッテリー残量の確認や、ユーザーの追加などが可能です。ユーザー属性は「マネージャー」や「ゲスト」といった属性が付けられるので、一時的にだけ許可したい場合は「ゲスト」に設定しておくことで、外部の人との施錠管理なんかにも使えそうです。

セサミの管理からは、オートロックの秒数設定などが可能。初期設定では10秒になっていますが、10秒はちょっと短いかなと感じます。ある程度柔軟に設定できるので、ドアの開閉頻度などによって設定を変更しておくとよいでしょう。

「履歴」タブからは、施錠・解錠の履歴が確認できます。アプリから施錠・解錠された場合は、誰が行ったかを見ることが出来ますし、手動の場合もちゃんと履歴が残ります。

子供が居る家庭など家族全員で使っている場合なんかは、こういった履歴を確認できると助かる場面もありそうです。

アカウント設定からは、プロフィールの変更などと共に、「ノック&手ぶら解錠」の設定が出来ます。

「ノック&手ぶら解錠」というのは、スマートフォンのGPSを使い設定した地点から250m以上離れたときに有効になる機能。「手ぶら解錠」は、設定地点付近に近づいた時に自動で解錠してくれる機能、「ノック解錠」は設定地点付近に近づいた上で、iPhoneの背面を「コンコンコン」とノックすると解錠してくれるというユニークな機能です。(ノック機能はiOSのみの対応)

これらは両手が塞がっている時に非常に役立つ機能ですが、スマートフォンのGPS機能を常にONにし続ける必要があるので、電力消費が激しくなるというデメリットもあります。

とはいえ、便利なことには間違いなく、僕はこの機能をONにしています。

Apple Watchでも施錠・解錠が可能

『SESAME mini』は、Apple Watch用のアプリも用意されています。これを使えばApple Watch単体で施錠・解錠が可能。スマートフォンを出す必要すら無いので『SESAME mini』との相性は抜群ですね。

実際にApple Watchでドアの開け締めをしてみた様子です。

最初に『SESAME mini』と接続するまでに少し時間がかかるような印象がありますが、接続してしまえば、スムーズな開閉が出来ているように思います。

SESAME miniのまとめ

  • SESAME mini のイマイチな点
  • Bluetooth接続は若干遅い
  • SESAME mini の良い点
  • 日本の住環境に合わせたコンパクトサイズで付けられるドアが多い
  • アプリから簡単に開け閉め出来るので、物理的な鍵が不要となる
  • 手ぶら機能などを使えば、自動的にドアが開くなど使い勝手が良い
  • 施錠履歴やユーザー管理など、管理機能も充実しており、オフィスなどでも役立ちそう

『SESAME mini』は、日本の住環境に合わせて、小型・軽量化されたスマートロックです。そのおかげで様々なドアに対して設置可能です。

セットアップ自体も簡単で、アプリの使い勝手も良いため、あまりこういった製品が得意じゃない方でも問題なく使い始めることが出来ます。

管理機能も充実しているので、自宅で使うだけではなく、シェアハウスやスモールオフィスなど、ビジネスシーンでも活躍してくれそう。

価格もスマートロック製品の中では比較的手頃なので、導入しやすいのも良いですね。あらゆる人におすすめできる製品に仕上がっていると感じました。

今回は「Wi-Fiアクセスポイント」を購入しませんでしたが、「Wi-Fiアクセスポイント」があれば、Bluetoothの範囲外から解錠・施錠が出来るようになるため、もっと使いこなしの幅が広がります。合わせて購入すると、よりよいスマートロックライフが過ごせる事間違いなしです。