爆音のするPS4

爆音のするPS4

随分前にPS4を購入して、購入当初はそれなりにゲームもやっていましたが、PCゲームやスマホゲームの方が遊ぶ機会が多くなってきて、今となっては「nasne」でTVを録画したり、プライムビデオで動画を見ることが多くなってきました。

久々にゲームでもするかと、ゲームを立ち上げたら「ウィーーン!」とものすごくファンの音がうるさくて、ゲームどころじゃありませんでした。

iPhoneで簡易的に音を計測してみると「55dB」ほどをいったりきたりと、かなりうるさいです。

ホコリが溜まって熱の排気がうまく行っていないのかなと思い、修理するかどうするか迷いましたが、もう古いモデルだし分解して掃除してみることにしました。

注意!
分解するとメーカーでの修理が出来なくなるので、あくまで自己責任でお願いします。

分解するPS4

分解するPS4 CHU-1200

持っているPS4です。型番は「CHU-1200」で最初期型ではなく、一度軽量化・省電力化されたモデルです。2020年9月現在はPS4 Slimの「CHU-2200」、PS4 Proの「CHU-7200」が最新モデルとなっています。

用意したもの

PSを分解するのに必要な道具
  • プラスドライバー
  • トルクスドライバー(T8)
  • CPUグリス
  • ウェットティッシュ

分解にあたり用意したものは以上です。
普通のプラスドライバーに加え、日本ではあまり使われていない「トルクスドライバー」が必要です。

トルクスドライバー
トルクスドライバーの先端

トルクスドライバーはこのように先端が六角星状の形になっています。自分はAmazonで購入しましたが、100円ショップでも販売されているようです。

実際に分解していきます

それでは実際に分解していきます。

なお、PS4の分解にあたっては色んなブログやYoutubeで手順などが紹介されていますが、型番が違うと内部構造がかなり違っているためあまり参考になりません。

個人的には、あらゆる製品を分解している事で有名な修理業者「iFixit」のサイトが非常に参考になりました。

HDDカバーを外す

PS4のHDDカバーを外す

まずはHDDから外していきます。本体のカバーはスライドさせる事で取り外せます。

PS4のHDDカバーはスライドして外せる

カバーを外すとHDDドライブが収納されている部分が見えます。

PS4のカバーを外すとHDDドライブが収納されている箇所が現れる

左側にあるネジをプラスドライバーで外すと、

PS4のHDDカバーのネジをプラスドライバーで外す

横にスライドできるようになり、そのままHDDを引っこ抜けます。

PS4のHDDを引っこ抜く

取り出したHDDです。なおここまではユーザー側で分解が許されている範囲なので、HDDの換装は自分で行うことが出来ます。

保証シールの取り外し

PS4の保証シール

いよいよ保証シールを剥がします。このシールを剥がすとメーカーでの修理が受けられなくなりますので、剥がす際は自己責任で。

PS4の保証シールを剥がす

カッターなどを使えばすんなりとシールは取れました。PS4を購入してからかなり時間が経っていることもあり、剥がれやすかったですね。

PS4の保証シール下にはトルクスネジがある

保護シール下にはトルクスねじがあるので、トルクスドライバーで外していきます。

トップカバーを外す

PS4のトップカバーを外す

次にPS4のトップカバーを外します。カバーはかなり固いので外すのに苦労しました。ちょっと怖いですが、慎重に力を込めて外していきます。

PS4のトップカバーを外した様子

無事カバーを外せました。

ボトムカバーの取り外し

PS4のボトムカバーを取り外す

続いてボトムカバーを外します。こちらもかなり固くて、マイナスドライバーを使って何とかこじ開けました。

PS4のボトムカバーを外した様子

カバーを開けた所です。内部にかなりホコリが溜まっているのが分かります。

PS4のファンはホコリまみれ

爆音がするファンもホコリまみれですね。。後できれいに掃除することにしましょう。

電源ユニットの取り外し

PS4の電源ユニットを取り外し

続いては電源ユニットの取り外しです。

PS4の電源ユニットはコネクタで繋がっているので外していく

電源ユニットはネジを外して引っこ抜けば取れますが、基盤とコネクタで繋がっているので、外す際は注意が必要です。

Wi-Fiアンテナの取り外し

PS4のWi-Fiアンテナを取り外し

この先端が丸くなっているのがWi-Fiアンテナ。これを取り外していきます。

PS4のWi-Fiアンテナは本体上部まで伸びているので慎重に取り外す

アンテナは本体上部まで伸びているので、慎重に取り外していきます。

BDドライブの取り外し

PS4のBDドライブを取り外す

続いてはBDドライブの取り外しです。

PS4のBDドライブはリボンケーブルで基盤と接続されている

BDドライブはリボンケーブルで基盤と接続されているので、こちらも慎重に取り外します。

マザーボードの取り外し

PS4のマザーボードを取り外し

続いてはマザーボードを取り外していきます。
まずは、メタルシールドの各種ネジを外します。

PS4のヒートシンクを取り外す

その後、変な形をしているヒートシンクを外していきます。

PS4のファンを取り外す

マザーボードを取り外す際には、ファンがまだ繋がっているので、こちらを取り外します。

PS4のマザーボードを取り外した様子

マザーボードが取り外せました。

中はホコリだらけ

PS4の中はホコリだらけ

一通りパーツを外した所で中を見ていくと、かなりホコリが溜まっているのが分かります。ヒートシンクのフィンに付いているホコリヤバい・・・

ファンにもホコリがこびりついている

問題のファンもホコリがこびり付いています。これらをウェットティッシュできれいに拭いていきます。

CPUグリスの塗り直し

PS4のCPUグリスを塗り直し

放熱性能を上げるために、CPUグリスを新しいものに塗り直していきます。グリスはこんな感じになっており、だいぶ硬化していたので、丁寧に拭き取ります。

PS4のCPUコアを綺麗に掃除

キレイになりました。

PS4に熊グリスを塗っていきます

新しいグリスは、以前PCを組んだときに購入した「熊グリス」を使います。熱伝導率12.5W/m・Kの高熱伝導率グリスなので、より排熱してくれる事に期待です。

PS4のCPUコアに熊グリスを付属のヘラで塗る様子

グリスは付属のヘラで塗っていきます。

PS4にグリスを塗った様子

グリスの塗り方は諸説ありますが、そこまで気にせず隙間が無いくらいに塗っておきます。

PS4を元通り組み立て

PS4を元通りにした様子

目立ったホコリなど全て取り除き、ウェットティッシュでカバーもキレイにして元通り組み立てました。戻す最中よく分からない謎のパーツがあり焦りましたが「iFixit」などを見ながら無事元通り組み立てることが出来ました。

起動するかちょっと不安な部分もありましたが、電源ボタンを押せば無事起動しました。

PS4は掃除すると静かになったのか

PS4を掃除すると、明らかに静かになった

掃除後、ゲームなどを起動してプレイしてみましたが劇的に静かになりました。
無音というわけではありませんが、掃除前に聞こえた「ウィーーン!!」という爆音が無くなり、普通のファンの音になりました。

アプリで簡易的に計測しても「45〜50dB」ほどと、掃除前と比較して10dBほど減っています。このレベルならゲームでもそれほど気にならずにプレイできそうです。

色々とサイトを見ながらやったので作業時間的には2時間ほどかかってしまいましたが、やってよかったと思うくらい効果がありました。

自分で分解するとメーカーの保証が受けられなくなるデメリットがあるので、万人にオススメはできませんが、作業はそれほど難しくないので、PS4の騒音に困っている方はトライしてみる価値はあるかもしれません。