
こんにちは、子供に対する教育に悩み続けている、ぶっち(@___bucchi)です。
(2021年9月現在)4歳半ほどになる僕の息子は、最近急に英語で足し算をするようになりました。えっ?どうした?そんなの教えた覚えは無いのに?と思っていた所、どうやら最近見てるYoutubeで覚えたようです。
本人にどんなアニメ見てるの?と聞いてみると『Numberblocks(ナンバーブロックス)』というものでした。
どうやらこのアニメ、イギリスのテレビ局である「BBC」が制作している子供向け教育番組との事。
そこで、本記事では「Numberblockってなに?」「Numberblocksってどうやったら見れる?」「Numberblocksのおもちゃや、教材ってある?」といった点を詳しく解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
タップできる目次
Numberblocks(ナンバーブロックス)とは
『Numberblocks(ナンバーブロックス)』とは、イギリスのテレビ局である「BBC」の子供向けチャンネル「CBeebies」で放映されている、子供向けアニメ。
BBCと言えば、誰でも一度は耳にしたことがあるくらい世界的にも有数のテレビ局。”公共放送”という性質から日本の「NHK」と共通点が多くある、歴史あるテレビ局です。
そんなBBCの子供向けチャンネルで放映されているだけあってクオリティが高く、見ているだけで数字を分かりやすく、楽しく学べるような工夫されています。
数字のキャラクターが動き回る
何はともあれ、実際の動画を見るのが一番分かりやすいと思うので、まずは以下をご覧ください。
『Numberblock』に登場するキャラクターは、全て「1」や「2」の数字ブロック。
数字ブロック達が面白おかしく動き回るのでそれだけでも楽しいのですが、凄いのは「1+1=2」といった足し算をアニメーションで表現している点。
このアニメーションが非常に良く出来ていて、僕から見ても直感的で分かりやすいなーと関心するくらいです。
ちゃんと「1+1=2」の後には「2=1+1」と、復習する動きがセットになっているので、繰り返し見ることで算数が分からない子供でも視覚的に足し算や引き算が学べるような工夫がなされています。
以前から僕も子供に足し算を教えようと、ブロックを持ってきて教えた事もありましたが、僕よりも面白く、分かりやすくアニメーションで教えてくれるので、僕の出番が無くなりましたw
Numberblocks(ナンバーブロックス)を見る方法
『Numberblock』は、イギリスのBBCで放映されているものですが、日本から見るにはYoutubeが一番簡単です。
ただYoutubeには、かなり多くの動画がアップされているので、どれから見れば良いか良く分からないという問題もあります。
そこで、まず「Numberblocks」を見る順番としてオススメの再生リストを紹介します。
Numberblocksの見る順番とオススメの再生リスト
Youtubeには、かなりの数の動画がアップされていますが、Numberblock公式チャンネルでは、テーマに合わせたプレイリストがいくつも用意されています。
その中でも、最初に見る順番としてオススメなのが以下の再生リスト。
内容 | |
---|---|
RED LEVEL 1 | 5までの数字の理解、足し算 |
ORANGE LEVEL 2 | 10までの数字の理解、足し算、引き算 |
YELLOW LEVEL 3 | 20までの数字の理解、足し算、引き算、掛け算、割り算 |
GREEN LEVEL 4 | 50までの数字の理解、足し算、引き算、掛け算、割り算 |
BLUE LEVEL 5 | 100までの数字の理解、および100を越える大きな数字の紹介、 足し算、引き算、掛け算、割り算、不等号など |
レベル1〜5までに分けられており、最初は1桁の簡単な数字の理解や足し算から始まって、そのうち2桁や3桁の数字の計算が出てきます。
これを一通り見れば、足し算、引き算はかなり理解できるんじゃないかと思うくらいのボリュームがあるので、まずはここから見始めるのがオススメ。
もちろん、この再生リスト以外にも多数の動画があるので、子供の興味に合わせて色々と見ていくと良いでしょう。
日本語版はある?
残念ながら、2022年現在「Numberblocks」の日本語版はありません。
そのため、英語版を見るしかないのが現状です。
ただ、子供たちにとっては英語か日本語かはそこまで関係無いみたいで、聴こえてくる音をそのまま口ずさんでいる様子。
アニメーションを見ていれば、なんとなく話の内容は分かるので、英語だから難しそう…と構える必要は無いと思います。
Amazonやメルカリで販売されているDVDには注意
Amazonやメルカリなんかで「Numberblocks」と検索すると、DVDがヒットすることがあります。
こちらのDVDには注意が必要で、日本のものとは規格が異なるため、一般的なDVDプレーヤーでは再生できません。
DVDは、日本では”NTSC方式”、ヨーロッパでは”PAL方式”が採用されておりそれらの互換性はありません。このDVDはいわゆる”輸入盤”にあたる製品で、”PAL方式”が採用されている為に、日本のDVDプレーヤーでは再生できないという事になります。
パソコンであれば”PAL方式”のDVDも再生は可能ですが、もし購入したいと考えている場合は自宅に再生環境があるかどうかしっかりと確認しておく事をオススメします。
Numberblocks(ナンバーブロックス)は英語が分からなくても大丈夫?何歳から見れる?
『Numberblocks』の対象年齢としては3歳〜となっており、未就学児から小学生まで幅広い年齢が対象です。
ただし、キャラクター達は全て英語で喋っています。
とはいえ、子供向け番組という事もあり難しいストーリは無く、キャラクターの動きを見れば内容が分かるようになっている上に、重要な部分はゆっくりと喋るようになっているので、One、Twoの様な簡単な英語が分かれば十分に楽しめる内容です。
Numberblocks(ナンバーブロックス)のおもちゃや教材
『Numberblocks』は海外で人気のある教材ですが、以前まではあまりおもちゃや教材の種類は多くありませんでした。
ようやく最近日本でも認知度が高まってきたおかげか、ぬいぐるみなどのおもちゃがAmazonで取り扱われるようになってきており、教材なども手に入るようになってきました。
ぬいぐるみ
ブロック
「Numberblocks」は、キャラが数字のブロックなので「ブロック」のおもちゃはアニメーションそのままの遊びが出来るのでオススメです。
クリスマス向けみたいですが「ラッピングセット」というものもあるようです。
絵本
英語版ですが、絵本もあるようです。
教材
Numberblocks公式サイトから”塗り絵”なんかの教材(PDF)をダウンロード出来ます。
ただ、あまり数は多くない印象でした。
twinkl

Numberblocksの教材を無料でダウンロード出来るのが「twinkl(トゥインクル)」。
こちらは英語教材やバイリンガル向けの学習教材を届けているイギリスのオンライン教育出版社で、Numberblocksと公式でコラボした教材をダウンロードが出来ます。
無料の会員登録が必要ですが、Numberblocksを追体験しながら遊べるカード、ワーク、ポスターなどの英語知育教材が多く用意されているので、子供と一緒に遊びながら学ばせる教材が欲しいという方は要注目です。
アプリ
Numberblocksには数は少ないものの、いくつかのアプリがあります。
Meet the Numberblocks
無料でダウンロードできるアプリ。
20までの数字キャラクターを紹介するような内容で簡単に遊べますが、ボリュームが少なくすぐに遊び終わってしまうのは残念です。
Numberblocks: Hide and Seek
Android向けの有料アプリ。
隠れている数字達を見つけ出して、足し算をするといった内容です。こちらも簡単なので子供でも理解しやすく遊びやすいアプリとなっていますが、ボリュームとしては物足りないものがあるかもしれません。
Numberblocks World
100を越える動画と、ゲームが遊べるアプリ。
こちらは月450円、年3,300円の課金型アプリとなっており、最初の7日間は無料で遊ぶことが出来ます。
課金型アプリなだけあって内容が盛りだくさんなので、Numberblocksを思いっきり楽しみたい場合、こちらのアプリがオススメです。
Numberblocks(ナンバーブロックス)を見た子供の変化
これは子供によって個人差があるので、あくまで僕の子供(4歳半)の場合の事例として紹介します。
子供には何回も足し算を教えており、その時は1の位の足し算は理解してくれましたが、”繰り上がり”が難しいみたいで、8+5などの問題を出すと「分からない」と言っていました。
指を使って計算すれば分かるようで、僕の指も使って10を越える数字の足し算をやってみると、答えまではたどり着くことが出来るのですが、頭の中での計算は難しいようです。
その様な状態から、この「Numberblocks」にハマりだして、しばらく経過したある日「eight plus eight equals sixteen!」と普通に喋っており、繰り上がり計算出来ている上に、なぜか英語!?と最初はかなり驚いたのを覚えています。
どうやら計算も出来ている…?
最初は「Numberblocks」の中で登場したものを、そのまま暗記しているのかなと思っていたのですが、試しに別の問題を出してみました。
「eight plus five equals(8+5=)」と聞いてみると、「thirteenth!(13)」という答えが帰ってきました。
これはやはりNumberblocksの影響が少なからずあるように思います。数字を視覚的に分かりやすく教えるNumberblocksは、子供にとっても分かりやすい様です。
Numberblocks(ナンバーブロックス)のまとめ
ここまで、自分の子供が最近ハマっている『Numberblocks』について紹介してきました。
足し算や引き算などが、アニメーションと共に視覚的に分かるので、親の僕から見ても分かりやすく非常に優れた動画だなと感じました。
ただ残念なのは日本語版が無いこと。
キャラクターを動きを見れば、英語が分からなくても内容は理解できるのですが、せっかくなら日本語でストーリーなんかも楽しみたいなと思いました。
日本語化されてEテレ辺りで放映してくれれば良いのにな…と思いますが、それまではYoutubeで動画を見て、必要に応じてブロックなどのおもちゃや、ダウンロードできる教材で楽しむのが良さそうです。