
我が家の家電はシンプルなデザインが我が家は無印良品の製品が多いのですが、掃除機も無印良品のコードレス掃除機『コードレススティッククリーナー MJ-SC1』を使っています。
このコードレス掃除機は、
- 無印良品らしいシンプルなデザイン
- 比較的軽く、女性でも持ち運びやすい
- 吸引力はそこそこ
といった、特徴があります。実際に使ってどのくらいゴミを掃除できるのか、お手入れ方法はどうするのかなどを詳細にレビューしていきます。
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スペック
無印良品 コードレススティッククリーナー | |
---|---|
型番 | MJ-SC1 |
サイズ | 幅22×奥行13×高さ106cm |
重量 | 1.4kg |
電源 | 充電式 |
定格電圧 | DC 10.8V |
連続使用時間 | 強:18分 標準:30分 |
充電時間 | 約4時間 |
吸込仕事率 | 強:28W 標準:15W |
騒音レベル | 65dB(A) |
集じん容量 | 0.44L |
集じん方式 | カプセル集じん方式 |
『無印良品 コードレススティッククリーナー』のスペックは上の通り。重量は1.4kgとコードレス掃除機としては比較的軽量。女性でも扱いやすくなっています。
掃除機の吸引力の目安となる「吸込仕事率」は、標準で15W、強で28Wとなっています。このサイズのコードレス掃除機としては、必要十分なパワーがあるので、特に力不足という事はありません。
コードレススティッククリーナーの外観

本体全体のデザイン。無印良品らしくロゴや装飾はありません。
全体的には細身なシルエットの為とてもスッキリしたデザインです。本体素材はマットな質感で、無印良品の他のアイテムと同じなので、一緒に合わせても違和感なく調和します。

本体側面は、各種仕様の記載があります。製造元は「ツインバード工業株式会社」。無印良品の家電製品ではお馴染みのメーカーです。

持ち手部分には「電源ボタン」と「モード切替ボタン」があります。
電源ボタンを長押しすることで、電源のON/OFFができ、運転中にモード切替ボタンを押すと、ターボモードになり強力に吸引できます。

掃除機のヘッド部分です。比較的大きさはコンパクトなため、ソファの下やベッドの下などの狭いスペースにも入っていきやすい設計となっています。

ヘッド裏の吸込口部分はこのような形。他メーカーでは回転ブラシなど付いている製品もありますが、この掃除機には付いておらず、ゴミを掻き出して吸い込む様な用途にはあまり向いていません。
その為、フローリングの様な平らな床の掃除は得意ですが、カーペットの様な場所の掃除は多少苦手としています。


充電アダプタのサイズは、約43×63×36mmほど。充電アダプタとしてはそこまで大きくは無い気がします。
個人的には、充電アダプタ、電源ケーブル共に本体に合わせて白色なので、部屋に置いても目立ちにくいのはとても良いポイントだと思います。


充電中は電源ボタン下部にあるランプがオレンジ色に点滅します。充電が完了すると点滅が止み、点灯しつづけるようになります。充電時間は約4時間ほどで満充電になります。
無印良品 コードレススティッククリーナーの使用レビュー
『無印良品 コードレススティッククリーナー』で、家の幾つかの場所を掃除してみました。
フローリング


フローリングや平らな面であれば、十分にホコリやゴミ、髪の毛などを吸い込んでくれます。
カーペット


カーペットの場合は、上に落ちているようなゴミであれば、通常モードでも十分に吸い込んでくれます。ただ、カーペットの中に入り込んでいるようなゴミの場合、取り切れない事もあります。
ターボモードに切り替え、集中的に往復させるとそういった手強いゴミもある程度は吸い込んでくれますが、カーペットが多い環境の場合、回転ブラシが付いているような強力なタイプの方が適しているのではないかと思います。
フロアマット


小さな子供がいるような家庭だと、子供が怪我をしないように「フロアマット」を引いている家庭も多いかと思います。このフロアマットも掃除してみましたが、標準モードで十分にゴミやホコリを吸い込むことができます。
たまに髪の毛が取れないような事もありますが、その際にはターボモードに切り替えることで十分に綺麗になりました。
付属の隙間ノズルに付け替えると、狭い隙間も掃除可能


掃除機に付属する「隙間ノズル」をセットすると、通常のヘッドでは掃除できない狭い奥の部分まで掃除することができます。
1点不満点をあげるとすれば、この「隙間ノズル」を本体に収納することができません。この様なコードレス掃除機は隙間ノズルを掃除機本体に装着しておくことが出来るものがありますが、デザインを優先した為か、収納することは出来ませんので、別途保管しておく必要があります。
ゴミの捨て方
吸い込んだゴミは、本体のダストカップの中に溜まっていきます。掃除をする時はフィルターを外し、ダストカップの中のゴミと、フィルターに付着したゴミを取り除いていきます。


本体中央部分にあるボタンを押しながら回すと、パカッと本体が分離します。

ダストカップとフィルターがあるので、フィルターを取り外し中のゴミを捨てます。

フィルターは「メッシュフィルター」「布フィルター」「スポンジフィルター」の3層構造になっており、ゴミをしっかりと吸着してくれます。家中を掃除したので、大量のホコリや髪の毛が付着していますね。。。
なお、ゴミを捨てる際には結構ホコリが舞うのでマスクなどをした方が良いかもしれません。一長一短あるとは思うのですが、ゴミ捨てに関して言えば紙パック方式の方が楽だと思います。
お手入れ方法
使っていくうちにやはりフィルター類が汚れてくるので、お手入れが必要となります。
汚れたフィルターは丸ごと水洗いできます。

中性洗剤を使って丸ごと水洗いしました。

洗ったフィルターはベランダなど風通しの良いところでよく乾かしてから再度セットします。
以前、フィルター類を水洗いをした後完全に乾ききらないままセットした事がありました。
そうすると次に使った時に、掃除機から生乾きの様なイヤな匂いが出てきたので、再度フィルターを全て洗い直したという苦い経験があります。
フィルターを水洗いをした際にはしっかり乾かしてから付けることを強くおすすめします。

無印良品 コードレススティッククリーナーのレビューまとめ
- 無印良品 コードレススティッククリーナー のイマイチな点
- 他社の製品と比較すると若干価格が高め
- 自立スタンドが別売りでそれなりに高い
- 吸引力はそれなり
- 無印良品 コードレススティッククリーナー の良い点
- 細身のシルエットで余計な装飾が無い、シンプルなデザイン
- 軽いので女性でも扱いやすく、気軽に掃除が出来る
『無印良品 コードレススティッククリーナー』は、無印らしいシンプルなデザインで、部屋に置いておいてもインテリアの邪魔にならず、あらゆる空間に調和します。
掃除機の様な生活感が出やすい家電製品で、デザインに優れたコードレス掃除機を探している場合、この『無印良品 コードレススティッククリーナー』は有力な選択肢となります。
また、デザイン面だけでなく使い勝手も良く、本体は1.4kgと軽いので、女性でも簡単に取り扱えるのは大きなメリットと言えます。
吸引力も特に他社製品と比較しても劣ることは無く、フローリングが中心の部屋であれば特に掃除能力に不満を感じることは無いと思います。
反面、ちょっと残念な点としては価格が高めといった所。販売当初は価格が29,900円とかなり高く、コードレス掃除機で有名な「マキタ」の製品と比較した場合1万円以上の差があり、手が出づらいのが難点でした。
現在は19,900円に価格が改定され、随分と手に取りやすくなりましたが、絶対的な価格で言えば他社製品の方が安いのは事実です。
とはいえ、無印良品の様なシンプルなデザインの製品は他社にはなかなか無く、無印良品が好きな方や、デザイン重視の方、インテリアとの調和を考えている方にはオススメできるコードレス掃除機です。