
歯磨きに「電動歯ブラシ」を使っている方も多いと思います。手磨きよりも楽な上に、磨いた後の歯のツルツル感というのは、体験すると病みつきになってしまいますね。
一言で「電動歯ブラシ」と言っても、様々なメーカーから色んな価格で販売されているので、どれを選べば良いのか迷ってしまう所。
そこで今回は無印良品から販売されている『無印良品 音波電動歯ブラシ』を紹介。
この製品は、
- 手磨き用の歯ブラシを、音波電動歯ブラシとしてそのまま使える
- 毎分30,000ストロークの十分な磨き性能
- 無印らしいシンプルでオシャレなデザイン
といった特徴があります。実際に購入して使ってみた様子をレビューしていきます。
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無印良品 音波電動歯ブラシとは
無印良品から販売されている、電動歯ブラシです。最大の特徴は無印良品で販売されている、普通の手磨き用歯ブラシをセットすることによって、音波電動歯ブラシとして使える、という点です。

一般的な電動歯ブラシは専用の歯ブラシが必要になり、それ単体で使用することはできません。また、電動歯ブラシ用の替えブラシは、1本あたり数百円程度とそれなりの価格がします。
しかし、この無印良品の音波電動歯ブラシの場合、200円程度で購入できる無印良品の手磨き用歯ブラシを使うことが出来るので、ランニングコストを抑えられ、仮に電動歯ブラシ本体が故障しても、歯ブラシのみで使用ができるという利点があります。
無印良品 音波電動歯ブラシのスペック
無印良品 音波電動歯ブラシ | |
---|---|
型番 | MJ-ET1 |
ブラシのストローク数 | 約30,000ストローク/分 |
本体サイズ | 幅2.4×奥行3.2×高さ20.2cm |
重量 | 約70g(乾電池、歯ブラシは含まず) |
使用電池 | 単4アルカリ乾電池×1本(別売) |
防水等級 | IPX2 |
連続使用時の稼働時間 | 約180分 |
メーカー保証 | 1年間 |
価格 | 2,490円(税込) |
『無印良品 音波電動歯ブラシ』のスペックは上記の通り。ストローク数は毎分30,000ストロークと、音波電動歯ブラシとしては必要十分な能力を備えています。
電源は乾電池式となっており、単4電池1本を使用します。なお、電池は別売りなので別途用意する必要があります。
無印良品 音波電動歯ブラシ本体
『無印良品 音波電動歯ブラシ』本体を見ていきます。

本体の形状は無印良品らしくシンプルにまとまっています。ボタンも一つしかなく、ON・OFFの切り替えのみです。他メーカーの音波電動歯ブラシは、モードや強さを切り替える事ができるものが多いですが、『無印良品 音波電動歯ブラシ』は、そのような機能はなくシンプルにまとまっています。

本体側面には、各種仕様の記載があります。製造元はツインバード工業株式会社。『豆から引けるコーヒーメーカー』や『コードレスクリーナー』など、無印良品の家電製品は、ツインバードが製造を手掛けている事が多いです。
また、日本国内での製造となっています。

『無印良品 音波電動歯ブラシ』の歯ブラシを差し込む部分。こちらに無印良品の歯ブラシを差し込むと、音波電動歯ブラシとして使うことが可能。

実際に差し込んでみた様子。電動歯ブラシ自体がコンパクトで余計な装飾が無いシンプルなものなのに加え、無印良品の歯ブラシもシンプルなため、組み合わせても全体的にスッキリとした印象のデザインになっています。歯ブラシは洗面台の付近に置くと目立つ事が多いのですが、インテリアに調和するデザインは流石無印だなと思います。

歯ブラシを挿入した様子。結構奥までしっかりと歯ブラシを差し込むので、使っている最中に取れてくるという心配は無さそうです。

手で持ってみるとこの様なサイズ感。『無印良品 音波電動歯ブラシ』本体は比較的コンパクトなサイズなので、手の中に収まります。女性でも使いやすいサイズ感だと思います。

本体底面には、排水口が開けられております。またこの部分の蓋を回せば電池交換が出来ます。

電池は単4電池1本を使用。付属はしておらず別途用意する必要があるので、注意。

本体重量は実測で53.6g。スペック上では約70gとなっていましたが、それよりも軽い値になっています。
無印良品 音波電動歯ブラシで磨いてみた感想
実際に『無印良品 音波電動歯ブラシ』を使って、歯磨きをしてみた感想としては、意外にもちゃんと音波電動歯ブラシとして使えると感じました。
手みがきとは違う、電動歯ブラシ特有の歯のツルツル感みたいなものはちゃんとあるように感じます。
また、本体がコンパクトなので扱いやすく、動作音もそれほどうるさくないので外出先でも使いやすいと感じました。
電池の持ちが悪い
『無印良品 音波電動歯ブラシ』は、大人二人で使っていましたが、半月ほどで弱くなってきました。単4乾電池1本だけしか使っていないので、仕方ないのかもしれませんが、思ったより電池の持ちが悪いなと感じます。
耐久性が無い
実はこの『無印良品 音波電動歯ブラシ』は、今回で2回目の購入になります。最初に買ったものは数ヶ月使っていると、電池を交換しても直ぐに切れてしまう症状が出て、あまりまともに使うことが出来ませんでした。
今回は2回目の購入になりますが、電池の接触があまり良くないのか、底面のフタの角度がズレていると動かなくなります。
個体差の様な気もしますが、ネット上での口コミを見ても「すぐ壊れる」「使えなくなる」といったネガティブな意見が多い気がします。本体価格が安価なので耐久性を求めるのは酷なのかもしれませんが、もう少し長く使えるように改良して欲しいなと思います。
無印良品 音波電動歯ブラシに他の歯ブラシは使えるか?

ふと気になったので、無印良品以外の歯ブラシは使えないのかを試してみました。似ている形状の歯ブラシが家にあったので挿してみたのですが奥まで挿し込めません。途中で引っかかってしまいこのまま使っても歯ブラシが抜けてしまいます。やはり無印良品の歯ブラシ専用のようです。
無印良品 音波電動歯ブラシのまとめ
- 無印良品 音波電動歯ブラシ のイマイチな点
- 耐久性が無い
- 電池の持ちが悪い
- 無印良品 音波電動歯ブラシ の良い点
- シンプルなデザインで洗面台に置いても違和感が無い
- 手みがき用の歯ブラシがそのまま使える
- 価格が安い
『無印良品 音波電動歯ブラシ』は、無印良品で販売されている手磨き用の歯ブラシをそのまま使うことができる電動歯ブラシです。後付タイプという事で性能面では微妙なのかな?という疑問がありましたが、実際に使ってみると意外にもちゃんとしたストロークで、電動歯ブラシ特有の「歯のツルツル感」を味わえる製品となっていました。
『無印良品 音波電動歯ブラシ』自体の価格も税込2,490円と、音波電動歯ブラシとしては手頃な価格に加え、歯ブラシ自体も200円程度で購入できるので、ランニングコストが安いのも嬉しいポイント。
ただ、「電池の持ちが悪い」「耐久性が無い」と言った大きな欠点があるのも事実。僕は既に2台目ですが、2台目の調子もあまり良くないので、どうしたものかと思っています。メーカー保証としては1年間の保証が付いているので、何か不具合が生じたら交換は出来るのですが、そもそもの改善を期待したい所です。
欠点はあるものの、無印らしいシンプルなデザインや、持ち運びやすいコンパクトさ、価格の安さといったメリットもあるので、洗面所周りをシンプルに保ちたいという方や、音波電動歯ブラシを使ってみたいという方、持ち運べる電動歯ブラシが欲しいといった方は検討してみてはいかがでしょうか。