MATECH Sonicharge 130W レビュー
USBを計4ポート備え、計130Wの出力が可能なUSB充電器

matech sonicharge 130w 0

近年、高性能なゲーミングPCの普及や、新型『MacBook Pro』の発売などに伴い、出力が100Wクラスの高出力電源アダプタの需要が高まっています。

出力が大きい電源アダプタは、基本的にサイズも大きくポート数も少ない製品が多いですが、今回ご紹介する『MATECH Sonicharge 130W』は、USB-Cが2ポート、USB-Aが2ポートと、合計4ポート備え、合計で最大130Wまでの出力ができる充電器。

USB-C1ポートで使った場合は最大100W、2ポート同時に使った場合は65W+65Wと、MacBookPro/Airを2台同時に高速充電できるほどのパワーを持つ、最強クラスのUSB充電器です。

本記事では、実際に使ってみて感じた使用感や、Apple純正の電源アダプタと比較した様子、給電能力のチェックなどを総合的に検証していますので、ぜひご覧ください。

本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。

MATECH Sonicharge 130Wとは

MATECH Sonicharge 130Wとは

USB Type-Cが2ポートと、USB Type-Aが2ポート、計4ポートを備えた充電器です。

USB-C PD3.0に対応しUSB-Cは単ポートで使った場合、最大100Wの出力が可能なので、『MacBook Pro』の様な高性能ノートパソコンにもしっかりとフルスピード充電が出来ます。

USB-Cを2ポート同時に使った場合、それぞれ65Wの出力ができ、合計130Wと高出力を実現。高出力ながら窒化ガリウム(GaN)半導体を採用しており、本体サイズが抑えられているのが特徴です。

MATECHについて

MATECH(マテック)株式会社は、2016年に京都で設立されたベンチャー企業。若い企業ながら、これまでにないユニークな製品を手掛けている期待の会社です。

製造自体は中国で行っているものの、製品のデザインや企画、開発・設計などは全て日本国内で行われており、サポートもちゃんと日本語で対応してくれるので、安心感があります。

スペック

MATECH Sonicharge 130W
型番WC2103-SC130WH
定格入力AC 100-240V、50/60Hz、1.8A(最大)
出力USB-A:最大18W(Quick Charge3.0)
USB-C:最大100W(5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/5A)
組み合わせ出力USB-C×2:65W+65W
USB-A×2:10W+10W
USB-C+USB-A:65W+10W
4ポート全て同時使用:65W+30W+10W+10W
使用環境0〜25℃、20〜90% RH
保管環境-20〜25℃、5〜95% RH
サイズ幅33×高さ87×奥行69mm
重量288g
価格6,980円(税込)

『MATECH Sonicharge 130W』は、USB-C×2、USB-A×2の合計4ポートを備えています。

単ポートで使った場合、USB-Aなら最大18W、USB-Cなら最大100Wの出力が出来ますが、組み合わせによって出力が異なり、USB-Cを2ポート使用なら、それぞれ最大65W、全てのポートを同時使用した場合は、出力がそれぞれ65W、30W、10W、10Wとなる点には注意が必要です。

MATECH Sonicharge 130Wの開封と本体外観

それでは『MATECH Sonicharge 130W』を開封して、付属品類や本体外観を確認していきます。

MATECH Sonicharge 130Wのパッケージデザイン

製品パッケージは、海外製品の様な洗練されたパッケージデザイン。

MATECH Sonicharge 130Wのパッケージ背面

背面もシンプルにまとまっており、パッケージのデザイン性は高いですね。

MATECH Sonicharge 130Wのパッケージ側面

パッケージ側面には、製品仕様が記載されていると共に、ホログラムシールが貼ってあります。ホログラムシールのグレー部分はコインで削れるようになっており、その下にはシリアルナンバーが現れます。

シリアルナンバーは、公式サイトで登録すると保証期間が1年間延長されるので、忘れずに確認しておくことをオススメします。

MATECH Sonicharge 130Wのパッケージはマグネット方式

パッケージはマグネットで固定されているタイプ。個人的にこのマグネット方式は何か高級感があって好みです。

MATECH Sonicharge 130Wのパッケージを開けると、充電器や説明書類が現れます

パッケージを開けると、充電器本体や説明書類が現れます。

説明書の下にはUSBケーブルが収められています

説明書の下にはUSB-Cケーブルが収められているのが確認できます。

付属品類

MATECH Sonicharge 130Wの付属品類
MATECH Sonicharge 130Wの付属品類
  • MATECH Sonicharge 130W 本体 1個
  • USB-C to Cケーブル 2m 1本
  • 取扱説明書

付属品類は上記の通りです。

MATECH Sonicharge 130Wの取扱説明書

付属する取扱説明書 兼 保証書。

黒でシックなデザインとなっています。

MATECH Sonicharge 130Wの取扱説明書はちゃんと日本語で丁寧に説明されている

こういった製品の取扱説明書って多言語化されている事が多く、日本語の説明が少ない製品も多いのですが、この説明書は、日本語のみとなっており、イラストも交えて丁寧な解説がなされています。

日本製のありがたみを感じますね。

matech sonicharge 130wに入っているメッセージカードが嬉しい

一緒に付属してきた延長保証の案内。

ちょっとしたものですが、こういった企業側からのメッセージが入っているのは好印象です。

MATECH Sonicharge 130Wに付属するUSBケーブル

付属してくるUSB-Cケーブル。長さは2mと十分な長さがあります。

matech sonicharge 130w付属のケーブルは癖が強く、取り回しが少しし辛い

100Wの給電にも対応しており、付属のケーブルとしては質が高いのが特徴。

これ、単品で買ったら確実に1,000円以上するくらいのクオリティです。色も白くデザインも良いですね。

充電器って一般的にはケーブル付属しないので、これは親切だなぁと感じました。

本体の外観・サイズ感

『MATECH Sonicharge 130W』本体を見ていきます。

MATECH Sonicharge 130Wの本体

本体表面のデザインは中央に控えめにロゴがあるシンプルなもの。

本体の質感はマットな仕上げとなっており、サラッとした手触りです。

MATECH Sonicharge 130Wの本体の質感がマット

本体サイズは、幅33×高さ87×奥行き69mmとなっており、小さくはありませんが最大130W出力かつ4ポートを備えているという事を考えるとコンパクトにまとまっている様に思います。

四隅が角丸になっていることもあり、ちょっとした石鹸ケースみたいな感じですね。

MATECH Sonicharge 130Wの本体USBポート部分

USBポート部分。上からUSB-A×2ポート、USB-C×2ポートの計4ポートを備えています。

最近はノートパソコンやタブレット、スマートフォンなどを中心にUSB-Cがかなり普及してきている感がありますが、USB-Aしか使えない製品もまだまだあります。それを考えるとUSB-A、USB-Cがそれぞれ2ポートずつあるというのは使い勝手が非常に良いですね。

MATECH Sonicharge 130Wの本体プラグ部分

プラグは折りたたみ式となっているので、持ち運びにも便利です。

MATECH Sonicharge 130Wの本体底面

本体底面には各種仕様の記載と認証マークが見えます。ちゃんとPSEマークもありますね。

MATECH Sonicharge 130Wの重量

本体重量は実測で293.2gでした。

Apple純正96W電源アダプタと比較

『MacBook Pro(14インチ,M1 Pro)』に付属してきた「Apple純正96W電源アダプタ」と『MATECH Sonicharge 130W』を比較してみます。

Apple純正96W電源アダプタの重量

Apple純正96W電源アダプタの本体重量は、実測で293.1g。『MATECH Sonicharge 130W』は293.2gだったので、なんとほぼ一緒でした。

MATECH Sonicharge 130WとApple純正96W電源アダプタとの比較。サイズ感
左:MATECH Sonicharge 130W、右:Apple純正96W電源アダプタ

全体的なサイズ感としては似ていますが、『MATECH Sonicharge 130W』の方がより形状が長方形です。

MATECH Sonicharge 130WとApple純正96W電源アダプタとの比較。プラグ部分
左:MATECH Sonicharge 130W、右:Apple純正96W電源アダプタ

両者ともプラグの折りたたみには対応していますが、見た目的には『MATECH Sonicharge 130W』の方がスッキリとしたデザインとなっています。

MATECH Sonicharge 130WとApple純正96W電源アダプタとの比較。厚み
左:MATECH Sonicharge 130W、右:Apple純正96W電源アダプタ

本体の厚みは『MATECH Sonicharge 130W』の方が分厚いですね。

MATECH Sonicharge 130WとApple純正96W電源アダプタとの比較。USBポート部分
左:MATECH Sonicharge 130W、右:Apple純正96W電源アダプタ

最も異なるのが、やはりUSBポート。Apple純正電源アダプタは、USB-Cが1ポートで最大96Wの出力が出来るのに対し、『MATECH Sonicharge 130W』は、単ポートで使えば最大100W、組み合わせた場合でもUSB-Cポートは65Wの出力が可能なので、ノートパソコン2台同時充電や、ノートパソコンとタブレットなど、複数台を同時に高速充電出来るのは大きな強みです。

MATECH Sonicharge 130Wの給電能力をチェック

それでは、USBチェッカーを使って『MATECH Sonicharge 130W』の給電能力をチェックしていきます。

MATECH Sonicharge 130Wを電源に繋ぐとLEDが光る

『MATECH Sonicharge 130W』は電源に繋ぐと、USBポート下部にあるLEDランプが青く光るようになっています。

MATECH Sonicharge 130WとMacBookProを繋げて計測

まずはUSB-Cを単ポートで使い、『MacBook Pro(14インチ,M1 Pro)』を充電してみます。

MATECH Sonicharge 130Wを単ポートで使った場合の出力

単ポートで使った場合、20.29V×4.622A=93.812Wと、スペック通りの高出力を実現。MacBookに付属してきた96W純正アダプタよりも高い出力なので、より高速な充電が出来ているのが分かります。

Mac上で確認しても、ちゃんと100Wと認識されていますね。

MATECH Sonicharge 130WのUSB-Cを2ポート使った場合

続いてUSB-Cを2ポート使った場合を見ていきます。『MacBook Pro(14インチ,M1 Pro)』と『iPhone 12 mini』を同時充電してみます。

MATECH Sonicharge 130Wを2ポート同時使用した場合の出力

仕様通り、2ポート同時充電した場合は、65Wが最大となります。USBチェッカーで計測してみても、20.25V×3.231A=65.434Wと、ほぼ上限の値が出ていることが確認出来ました。

65Wの出力があれば、大型ノートパソコンを除けば十分に高速充電できます。2台同時に高速充電できるのは本製品の大きなアドバンテージですね。

2台同時充電をした場合、Macからも65Wと認識されている事がわかります。

MATECH Sonicharge 130Wのまとめ

MATECH Sonicharge 130Wのまとめ
  • MATECH Sonicharge 130W のイマイチな点
  • 付属するUSBケーブルの取り回しが悪い
  • MATECH Sonicharge 130W の良い点
  • USB-Aが2つ、USB-Cが2つと計4つのUSBポートを備える
  • 合計130Wの高出力が可能
  • マットな質感と控えめなロゴでシンプルなデザイン
  • 企画・開発・設計・デザインが日本国内(京都)で行われており、サポートも丁寧で安心感が高い

MATECH Sonicharge 130W』は、USB-A×2、USB-C×2の計4ポートを備えた充電器です。

単ポートであればUSB-Cで最大100W、USB-Aで最大18Wの出力が可能。複数ポート同時使用した場合でも、それぞれ最大65Wまでの出力が可能で、充電器の性能としては申し分ありません。

100Wクラスの充電器は様々なメーカーから販売されていますが、合計で130Wの出力ができる充電器ってあまり見かけないので、複数のデバイスをまとめて高速充電できるのは魅力的。

京都発のメーカーという事もあり、しっかりとした日本語サポートが受けられのも安心感があります。

「ノートパソコンを2台持っていて、それぞれ高速に充電したい」「USB-Aのデバイスもまだまだ現役で沢山使っている」といった方にオススメしたいUSB充電器となっています。