
こんにちは、ぶっち(@___bucchi)です。
デスク周りや、ちょっとした隙間を掃除したい時に役立つのが「ハンディクリーナー」。しかしハンディクリーナーと言えば、意外とサイズが大きく、デザインがイマイチな製品も多い印象。
そこで今回紹介するのがハンディクリーナーとは思えないスタイリッシュなデザインを採用した『Brigii M1』。

本製品はコンパクトかつ軽量ながら「吸い掃除」「吹き掃除」「空気抜き」の3役を1台でこなせる多機能ハンディクリーナーです。
本記事では、実際に『Brigii M1』を使い、その使い勝手やメリット・デメリットを詳しくレビューしていきます。
デスク周りで使えるハンディークリーナーを探している方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。
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Brigii M1とは

2019年に設立された、家庭用スマートハードウェアの開発、生産を行うブランド「Brigii」から発売されているの多機能ハンディクリーナーが『Brigii M1』
「吸い掃除」「吹き掃除(エアダスター)」「空気抜き(エアポンプ)」の3役を1台でこなせ、ハンディクリーナーとは思えないスタイリッシュなデザインと、コンパクトなサイズ感が特徴です。
豊富なアタッチメントが付属し、それらを組み合わせることで様々な場所を掃除できます。
また、本体はバッテリーが内蔵されており、USB-Cで充電できる所もポイント。デスク周りに置いておくと、気になった箇所をいつでも掃除できます。
スペック
Brigii M1 | |
---|---|
吸引力 | 6,500Pa |
バッテリー容量 | 2,000mAh×3 |
充電方式 | USB-C |
充電時間 | 3〜4時間 |
稼働時間 | 約25分 |
サイズ | 28.7×13.4×8.7cm |
重量 | 485g |
ダストカップ | ワンタッチボタンで着脱方式 |
フィルタータイプ | HEPAフィルター+ステンレスフィルター |
スペックは上記の通り。
吸引力は「Pa」だけでは測れないのであくまで目安ですが、数値としては「6,500Pa」となっており、ハンディクリーナーとしては及第点といった所でしょうか。
フィルターは「HEPAフィルター+ステンレスフィルター」の2重フィルターになっており、しっかりとゴミをキャッチできるのが特徴です。
Brigii M1の開封と本体外観
『Brigii M1』を開封して、パッケージ内容や本体外観・サイズ感を見ていきます。


パッケージはブルーが美しいパッケージデザインですが、日本語の表記は無く全て英語で書かれています。


パッケージを開封すると、まずはアクセサリー類がまとめられている箱の下に、掃除機本体が収納されていました。
掃除機本体もしっかりと個包装され、傷がつかないように発泡スチロールで固定されていたので、梱包は結構丁寧だなという印象です。
パッケージ内容

- Brigii M1 本体 1台
- 2in1ブラシ付きノズル
- 吹きノズル
- エアポンプ
- ホース・ホーズ継手
- USB-A to Cケーブル 1本
- 収納袋 1個
- ユーザーガイド
パッケージ内容は上記の通り。

ユーザーガイドは多言語化されており、日本語による説明もあります。


もう1枚付いているスマイルマークは、シェアのお願いと、サポートの連絡先でした。

付属する収納袋は麻で出来ており、。しっかりとした作りで、持ち運ぶ際には役立ちそうです。
見た目もなかなかにオシャレですね。
本体外観・サイズ感
『Brigii M1』の本体外観とサイズ感を見ていきます。

一見ハンディクリーナーには見えない、ステンレスマグボトルの様なデザイン。

本体の大きさは500mlペットボトルよりも少し大きいくらいのサイズ感。

本体上部のダストカップは回転すると外すことが出来ます。

ダストカップは「ステンレスフィルター+HEPAフィルター」の2重構造フィルターが採用されており、しっかりと吸い取ったゴミをキャッチする構造になっています。

本体前面は電源ボタンがあるだけのシンプルなデザイン。


裏面にはUSB-C端子があり、ここから充電が可能。
一般的なハンディクリーナーは、コンセントに挿して充電するタイプが多い中、USB-Cで充電できるというのは良いですね。
デスク周りであればUSBが比較的確保しやすい事に加え、何よりもガジェット好きの心をくすぐります。

充電中は電源ボタン周りが赤く点滅します。
なお、こちら満充電になると赤く点灯し続けるという仕様なので、少し分かりづらいような気がしました。満充電になったらLED消してくれた方が分かりやすい気がします。

本体下部には仕様などが書かれたステッカーが貼られています。

本体底面。こちらは吸引した風を吹き出す口となっており、付属のノズルをセットすることでエアダスターとして使用することができます。
Brigii M1の使用レビュー
『Brigii M1』を使い、デスク周りを掃除してみます。

まずは付属のノズルを本体上部にセット。
ノズルには向きがあり、間違った方向で付けると奥まで挿せないので注意。


使い勝手の良さそうな「ブラシ付きノズル」を使います。
ブラシは上下に動かすことができ、ホコリを掻き出す時にはブラシをノズル先端まで動かして掃除します。

ブラシ付きノズルは、キーボードなど隙間のホコリを掃除するのに最適。

ノートパソコンのような薄型キーボードはもちろん、キーストローク深めな普通のキーボードでも、ブラシがキーの奥まで届くので、しっかりと掃除ができます。

また、デスク周りだけでなく家のあらゆる隙間の掃除でも活躍。
普段ではなかなか掃除しにくい窓サッシの隙間や、

ドアレールの溝に溜まってしまった汚れなどもしっかりと掃除できます。
我が家は普段『Neabot NoMo Q11』というロボット掃除機に部屋の掃除を任せていますが、こういった溝の隙間などはどうしてもロボット掃除機ではゴミを取りきることが出来ません。
そこで『Brigii M1』を併用することで、ロボット掃除機では対応できない様な隙間や溝などもしっかりと掃除できるようになるので、こういったハンディクリーナーが1台あると何かと便利。
延長ホースを使えば手が届かない様な場所も掃除できる
付属している「延長ホース」を使えば、普段なら手が届かないような場所も掃除できます。

我が家の洗濯機置場は、隣にある棚の間に微妙な隙間が出来ており、ここにゴミが溜まって困っていました。

汚くて申し訳ないのですが、ロボット掃除機はもちろん、スティック型掃除機でもこの隙間には入っていくことが出来ず、どうやって掃除しようかなと悩んだまま放置しているという状況……

そこで使えそう!と思ったのが、付属してきた延長ホースとノズル。
延長ホースの長さは約20cmほどあるので、これを使えば手の届かない隙間でも掃除できそうです。

実際に試してみた様子がこちら。
思った通り、狭い隙間にもしっかりと入り込み、ゴミを吸引してくれます。

細かいホコリや髪の毛をしっかりと吸引し、キレイになったのが分かります。
ここの隙間の掃除どうしようか悩んでいたので、これは嬉しい…!
稼働時間
『Brigii M1』の稼働時間は満充電した状態で最大25分。
『Brigii M1』は、メインの掃除機というよりは、他の掃除機と併用して隙間や溝など普段届かないような場所を掃除するサブ掃除機という性質が強いので、25分という稼働時間は必要十分かなと思います。
実際に僕も、デスク周り、窓サッシの隙間、ドアレールの溝、洗濯機周辺…と、家中の隙間や溝を掃除してみましたが、途中でバッテリーが切れるような事はなかったので、特に稼働時間が短いとは思いませんでした。
ゴミ捨て
吸い込んだゴミは本体上部のダストカップに溜まっています。

家中の溝や隙間の掃除をしたので、結構な量のゴミが取れているのが分かります。

ゴミを捨てるときは、ダストカップのボタンを押し下げると、

パカッとフタが開き、このままゴミを捨てることが可能。

……と思ったのですが、本体を逆さまにしてもゴミが上手く落ちてくれません…。
ホコリや髪の毛が多く、フィルターに絡まってしまっているようです…。

仕方ないのでフィルターを外し、手でゴミを落としていきます。

大きなホコリや髪の毛はステンレスフィルターに引っかかっているので、それを落とせばキレイになりますが、さらに細かいホコリや汚れはステンレスフィルターの中にあるHEPAフィルターの方で除去しています。
HEPAフィルターは、フィルター下部にある取っ手を引っ張ると取り出すことが可能。

細かいホコリが付着しており、ちゃんと除去できているのが分かります。
なお、このHEPAフィルター、ステンレスフィルター共に水洗いが可能で、洗って干すことで繰り返し使えますが、汚れが落ちなくなった場合はAmazonで交換用HEPAフィルターの購入が出来ます。
こういったガジェット製品って、意外とこういう消耗品の交換用パーツが売っていなかったりするので、ちゃんと交換用フィルターを用意してくれているのはありがたいですね。
エアノズルを使えばエアダスターに

『Brigii M1』は、本体上部から空気を吸い取り、底面から吐き出す構造となっています。
そのため、本体底面の吐き出し口に付属のエアノズルを取り付けると、エアダスターとして使うことができます。

こういったキーボードの隙間にあるホコリを吹き飛ばしたり、

カメラのレンズについたホコリを吹き飛ばすのに役立ちます。
肝心の吹き出す空気の強さですが、流石にスプレータイプのエアダスターには敵いません。
とは言え、手で押すポンプ式のエアダスターよりは強いかなと思うので、隙間のホコリを飛ばしたり、カメラのレンズに付いたホコリを吹き飛ばすくらいであれば問題なく使えると思います。
動作音は大きめ

吸引力を確保するためには仕方ないのかもしれませんが、動作音は大きめです。
一般的なスティック型掃除機と同じくらいか、それよりも大きいくらいの音がするので、静かな空間で使うのは避けておいたほうが良いかもしれません。
端子やボタンの隙間から空気が漏れている
動かしている時に少し気になったのですが、電源ボタンの周りや裏面にあるUSB-C端子から空気が漏れ出しているようです。
掃除能力自体に問題は無いのですが、空気が漏れないように精度がもっと高くなれば、更に吸引力向上がするのではないかなと思いました。
Brigii M1とM2の違い
Brigiiのハンディクリーナーは、『Brigii M1』と『Brigii M2』という2種類の製品が存在します。
両方の製品は、価格や吸引力、USB-Cによる充電、付属のアタッチメントなど、製品のスペックとしてはほぼ一緒ですが、ダストカップの仕様が異なります。
『Brigii M1』の方は、ダストカップがワンタッチ式となっており、ボタンを押すだけでパカッと開いてゴミを捨てることが出来ますが、『Brigii M2』の方は回転着脱方式となっており、ダストカップを回して開き、ゴミを捨てます。
どちらが良いかは好みによる所が大きいですが、
といった感じで選ぶのが良いかなと思います。

Brigii M1のレビューまとめ
- Brigii M1 のイマイチな点
- 動作音は大きい
- ゴミが落ちていかない
- 端子の隙間などから空気が漏れている
- Brigii M1 の良い点
- ホコリの掃除であれば十分な吸引力
- ステンレスマグのようなスタイリッシュなデザイン
- 充電にUSB-Cを採用している
- 豊富なアタッチメントが付属し、様々な場所を掃除できる
『Brigii M1』は、一見掃除機には見えない、スタイリッシュなデザインが特徴のハンディクリーナーです。
軽くてコンパクトなので、持ち運んで使うこともでき、豊富なアタッチメントにより様々な場所を掃除することが出来ます。
吸引力もそこそこあり、ホコリや髪の毛程度であれば問題なくキレイにしてくれるので、デスク周りや部屋の隙間、あるいは車内部の掃除など、普通の掃除機では掃除しにくい場所を掃除するのに役立ちます。
動作音が大きいのはやや残念なポイントではありますが、USB-Cで充電できるという便利さもあって、こういったハンディクリーナーを1台持っておくと何かと便利だと思いました。