白い”モノ”が中心のガジェットレビューブログ
Apple MagSafe充電器 レビュー!磁石で固定するワイヤレス充電器。対応機種や充電速度、充電時の熱さなども検証

iPhone 12シリーズより採用されたのが、磁石を使いiPhoneとピタッと装着するという新しい規格が「MagSafe(マグセーフ)」。

「MagSafe」に対応した充電器を使うと、今までのワイヤレス充電器で問題だった「位置がズレて充電できていない」という問題を磁力によって解決してくれるというスグレモノ。

磁力でiPhoneに固定している様子

そんな「Magsafe」に対応した、Apple純正のワイヤレス充電器が『MagSafe充電器』です。

本記事では『MagSafe充電器』を使い『iPhone 12 mini』を充電した様子や、充電時間、充電中の熱は?といった点を詳しくレビューしていきます。

Apple(アップル)
¥5,930 (2024/05/21 13:31:30時点 Amazon調べ-詳細)

Apple MagSafe充電器とは

iPhone 12シリーズ以降に採用されている磁石を使いiPhoneと固定する規格の事を「MagSafe」と呼びます。

「MagSafe」に対応しているものは、ケースやカード入れ、バッテリーパックなど様々なアクセサリが対応していますが、その中でも注目なのがワイヤレス充電器

Appleからも純正のMagSafe対応ワイヤレス充電器『MagSafe充電器』が販売されています。

この充電器の一番の特徴は、「磁石によってピッタリ固定されるので、位置がズレず確実に充電できる」という点です。

ワイヤレス充電自体は、iPhone 8以降であれば対応はしているのですが、実際に試してみると「充電速度が遅い」「位置がズレていると充電が出来ない」といった問題に気づきます。

従来のワイヤレス充電器は位置がずれると充電ができない

特に位置ズレの問題は割と致命的でしばらく充電器に乗せていたのに、いざ使おうとすると全然充電できていなかった・・・というのはかなりのストレス

そんなストレスを解消してくれる『MagSafe充電器』は、iPhoneの充電を更に快適にしてくれるアイテムです。

MagSafe充電器なら最大15Wでワイヤレス充電できる

『MagSafe充電器』ならではのメリットとして、最大15Wで充電できる(iPhone 12/13 miniは最大12W)という点が挙げられます。

今までのiPhoneはワイヤレス充電はできるものの、最大で7.5Wの出力までしか対応していませんでした。

Lightningケーブルを使った場合、最大で20W近い出力で充電出来るということを考えると、従来のワイヤレス充電は有線の2倍以上の時間が必要だということになります。

『MagSafe充電器』を使えば、同等とまでは言えないものの、有線に匹敵するくらいの出力で充電できるので、充電時間の短縮にも繋がります。

MacBookのMagSafeとの違い

MacBookで採用されているMagSafeコネクタ

「MagSafe」という名前は、以前よりMacBookのマグネット式充電コネクタでも使われてきました。

今回iPhoneで搭載された「MagSafe」との共通点は、「磁力を使っている」という点くらいしかなく、全くの別物なので、互換性は特にありません。

Apple MagSafe充電器の対応機種

『MagSafe充電器』は、ワイヤレス充電の標準規格である「Qi(チー)」と互換性があるため、Qiに対応している製品であればiPhoneではなくても充電自体は可能です。

ただ、『MagSafe充電器』最大の特徴である「磁力による正確な位置への固定」や、「最大15Wの高速充電」に対応するのは、

  • iPhone 14シリーズ
  • iPhone 13シリーズ(miniは12Wまでの出力)
  • iPhone 12シリーズ(miniは12Wまでの出力)

となっており、iPhone以外の製品(iPadなど)が対応するかどうかは未知数です。(可能性は低そう)

Apple MagSafe充電器の開封と本体外観

『Apple MagSafe充電器』を開封して、パッケージ内容や本体外観・サイズ感などを見ていきます。

パッケージはAppleらしいシンプルなデザイン。パッケージサイズもかなり小さいです。

パッケージ内容

『Apple MagSafe充電器』のパッケージ内容は超シンプル。

「充電器本体」と「取扱説明書」のみが入っていました。

本体外観・サイズ感

『MagSafe充電器』の本体外観やサイズ感などを見ていきます。

MagSafe充電器本体

本体はこの様に大きめの”聴診器”みたいな形状をしています。

ケーブルの長さは1m。

ケーブルはそれほど長いものではないので、置き場所は事前にある程度考えて置いたほうが良いと思います。

MagSafe充電器の設置面

『MagSafe充電器』の設置面。

中央の白い部分はクッション性のある素材になっており、iPhoneに取り付けた時にも傷が付かないような工夫がされています。

MagSafe充電器の表面

『MagSafe充電器』本体表面。

アルミ素材で出来ており、かなり質感は良いです。

デザインのシンプルさや、素材感の良さなどは、流石Apple純正品だなと感じさせてくれます。

Apple MagSafe Chargerコネクタ部分

全体的にかなり質感は高いのですが、気になるのはケーブルの根元部分

見た感じかなり細く、耐久性は低そうです。

iPhoneに付属していたLightningケーブルも耐久性に問題があり、ケーブルの被膜が破れたり断線したりと問題の多いものでした。

どうも『MagSafe充電器』のケーブルも、それと似たような感覚で耐久面に不安を感じます。

MagSafe充電器のUSBポート

USBのコネクタはUSB-Cが採用されています

ただ、『MagSafe充電器』には電源アダプタ(USB充電器)が付属されていないので、自分で用意する必要がある点は注意が必要です。

MagSafe充電器の重量

重量は実測で53g。持ち運んで使うような製品では無いと思いますが、本体自体はかなり軽いと感じます。

Apple MagSafe充電器の使用レビュー

実際に『MagSafe充電器』を使って『iPhone12 mini』を充電してみます。

apple magsafe 14

実際に使ってみると、磁石による位置合わせは、思っていた以上に便利で、かなり快適

『MagSafe充電器』を近づけると丁度いい位置にピタッと装着され、しっかりと固定してくれるので、ちょっと動かしたくらいではズレることはありません。

今まで、ワイヤレス充電器は『ベルキン BOOST UP WIRELESS CHARGING PAD 10W』を使ったことがありますが、ちょっとズレていると上手く充電されず、毎回充電器本体のLEDがちゃんと光っているかを確認していた事を考えると、『MagSafe充電器』は格段に使いやすいと思いました。

MagSafeの充電速度

『MagSafe充電器』はどのくらいの速度で充電できるのかを、USBチェッカーを使って計測してみました。

apple magsafe 16

USB充電器は『Apple 20W USB-C電源アダプタ』を使いたい所ですが、持っていないので『MacBook Air』に付属してきた『Apple 30W USB-C電源アダプタ』を使ってみます。

8.781V×1.329A≒11.669Wと、『iPhone 12 mini』の仕様上の最大値である12Wに近い数字が出ていました。

その他、『Innergie C6(Fold)』『MATECH Sonicharge Flat 65W』『MATECH Sonicharge 130W』『Anker PowerPort Atom PD 1』などでも試してみましたが、概ね10〜12Wくらいで充電していることが確認できました。

従来のワイヤレス充電器が、最大7.5Wまでだった事を考えると、1.5〜2倍近い出力で充電できることになるので、「ワイヤレス充電は便利だけど遅いんだよな…」と考えていた方にはうってつけの製品と言えます。

15Wで充電するにはApple純正電源アダプタが必要?

僕が持っている『iPhone 12 mini』の場合、MagSafeで充電しても最大12Wまでしか対応していないのであまり気にしていなかったのですが、どうやらminiではないiPhone 12/13シリーズで、15Wの高速充電をしたい場合、Apple純正品である『Apple 20W USB-C電源アダプタ』が必要になってくるようです。

Youtubeでzollotechが検証をしている動画があります。

動画によると、Ankerなどサードパーティ製の場合、出力が抑えられており最大10W程度の出力でしか充電できない様子でした。

個人的には『Apple 20W USB-C電源アダプタ』は、本体サイズが大きく、価格も高いので、正直あまりオススメ度は高くないのですが、『MagSafe充電器』を最大限活かしたい場合、大人しく純正品を用意したほうが良いみたいです。

充電中の熱はどうか

『MagSafe充電器』を使って充電すると、iPhone本体、MagSafe充電器共に結構熱くなります。

持てなくなるほどでは無いのですが、確実に熱を感じるので、大丈夫かな?と不安になるほど。

MagSafe充電器を付けた様子

『MagSafe充電器』で充電しながらでもiPhone本体の操作は可能で、ゲームなんかもプレイすることは出来ますが、充電しながらゲームをプレイすると、かなりの熱を持つので注意が必要です。

また、充電する場所にも注意。

元々ワイヤレス充電器は、本体と充電器にあるコイルに電流を通して給電するという仕組みで、熱を持ちやすいという特徴があります。

そのため、日当たりの良い場所や暖房機器の近くに置くと、必要以上の熱を持ち、本体のバッテリーにダメージを与える可能性もあるため、使う場所には気をつけましょう。

以前のiPhoneやAndroidで使える?

『MagSafe充電器』は、ワイヤレス充電の共通企画である「Qi(チー)」に対応しているので、対応端末であれば充電自体は可能です。

ただ『MagSafe充電器』のポテンシャルを引き出しているとは言えず、「磁力でつかない」「最大7.5Wまでの出力になる『MagSafe充電器』を使うメリットはほぼありません。

そのため、事実上『MagSafe充電器』は、iPhone 12シリーズ以降専用品と言えます。

以前のiPhoneやAndroidでワイヤレス充電をしたい場合は、素直に他社のワイヤレス充電器を使った方が性能的にもコスパ的にも良さそうです。

AirPods Proの充電はできる?

Appleのワイヤレスイヤホン『AirPods Pro』は、ワイヤレス充電に対応しています。

そこで、『MagSafe充電器』で充電が出来るのかを試してみました。

MagSafe充電器でAirPods Proを充電した様子

結果はまぁ分かっていましたが、充電自体は可能です。

ただ、当然磁石による位置固定はできず、充電速度が速いという事も無いので、一般的なワイヤレス充電パッドと何も変わりません。

Apple MagSafe充電器 レビュー!磁石で固定するワイヤレス充電器。対応機種や充電速度、充電時の熱さなども検証

Apple MagSafe充電器のレビューまとめ

Apple MagSafe充電器

総合評価

(4)
Apple MagSafe充電器 のイマイチな点
  • Qi規格には対応しているが、iPhone 12以降でないと最大限活用できない
  • iPhone本体、充電器共に充電中はかなり熱くなる
  • 充電パッド根本部分が細く、すぐ断線しそう
  • 別途USB-C電源アダプタが必要
  • 本体価格が高い
Apple MagSafe充電器 の良い点
  • ワイヤレス充電で問題となる位置ズレを磁力によって解決している
  • 従来より2倍ほど高出力である15W(iPhone12 miniは12W)での高速充電可能

『MagSafe充電器』は、磁石でくっつき固定する「MagSafe」規格に対応した、Apple純正のワイヤレス充電器です。

ワイヤレス充電器の「位置がズレて充電が出来ない」という課題を磁石の力によって解決し、使い勝手を大幅に向上させた意欲的な製品です。

肝心の出力の方も最大で15Wまで対応と、有線に近い出力で充電できるので、充電速度も今までのワイヤレス充電より格段に速くなっています。

優れた点が多い『MagSafe充電器』ですが、反面、価格が6,180円(税込)とかなり高く手が出しづらい上に、価格の割に耐久面で不安が残る点はデメリットかなと思います。

欠点はあるものの、使いやすいのは事実で、一度使うともう普通のワイヤレス充電器には戻れないと思うくらいなので、iPhone 12/13シリーズを持っている方は、検討する価値大いにアリだと思います。

Apple(アップル)
¥5,930 (2024/05/21 13:31:30時点 Amazon調べ-詳細)

INDEX