ネックスピーカーとは

ネックスピーカーとは

“肩掛けスピーカー”“ウェアラブルスピーカー”とも呼ばれ、肩の上に乗せて使うタイプのスピーカーの事を指します。

通常のスピーカーの様に設置場所を気にすることが無い点や、イヤホンやヘッドホンの様に耳を塞ぐことが無い為、周囲の音を聞きながら音楽鑑賞が楽しめるなどの利点があります。

以前テレビ番組「アメトーーク!」で、SONYのネックスピーカー『SRS-WS1』が紹介されると、店頭から即座に在庫が無くなり、しばらく販売中止になるほど話題になりました。その後はSONY以外にも色んなメーカーからネックスピーカーが販売され、スピーカーの新しいジャンルを築いています。

スリーコインズ ネックスピーカーのスペック

スリーコインズ ネックスピーカー
Bluetooth5.0
接続距離約10m
バッテリーリチウム電池 1200mAh
使用時間4時間
サイズ約230×195×30mm
価格2,200円(税込み)

スリーコインズ ネックスピーカー』のスペックで気になるのは、使用時間が4時間という点。他メーカーのネックスピーカーでは連続再生時間が20時間を超える製品もあるので、4時間はちょっと物足りないかなという印象。

スリーコインズ ネックスピーカーの開封とパッケージ内容

それでは、購入した『スリーコインズ ネックスピーカー』を開封してパッケージ内容を確認していきます。

パッケージ

3COINS ネックスピーカーのパッケージ
3COINS ネックスピーカーのパッケージ裏面

パッケージはスリーコインズらしくシンプルなものとなっています。箱の大きさが結構あるので、店頭に並んでいればすぐに見つけられると思います。

パッケージ内容

3COINS ネックスピーカーの付属品一覧

パッケージ内容は、

  • ネックスピーカー本体 1台
  • 充電用マイクロUSBケーブル 1本
  • 取扱説明書

となっています。

3COINS ネックスピーカーに付属するUSBケーブル

付属のUSBケーブルは、長さが50cmとあまり短くありません。また端子はマイクロUSBとなっています。個人的には早くこういった低価格デバイスもUSB-Cに統一して欲しいと願っています。

スリーコインズ ネックスピーカー本体

3COINS ネックスピーカーのデザイン

ネックスピーカーとしては標準的な形。なお本体色は黒1色のみの展開となっています。

全体的にはシンプルなデザインに見えますが、操作ボタンが目立ちすぎているのがマイナスポイント。この操作ボタンのせいで、全体的なデザインが安っぽく見えてしまいます。

目立たない側面などに操作ボタンを配置すれば良かったのになと感じます。

3COINS ネックスピーカーの電源を入れた様子

電源が入っている時は、本体横に付いているLEDランプが青く点滅します。

主な機能としては、Bluetooth接続して、ワイヤレススピーカーとして使用する方法の他に、TFカード(MicroSD)やUSBフラッシュメモリ内にある音楽ファイル(MP3)の再生にも対応します。

また、通話対応もしており、マイクも搭載しているのでスマートフォンと接続してハンズフリー通話をすることが可能です。

操作ボタン

3COINS ネックスピーカーの操作ボタン

操作ボタンは、

  1. 再生/停止
    応答/通話中終了
    2回短押し:コールバック(通話履歴の最新の番号に電話)
  2. 短押し:曲送り
    長押し:音量を上げる
  3. 短押し:曲戻し
    長押し:音量を下げる
  4. TFカード、Bluetooth、USBドライブの切り替え

となっています。

インターフェース周り

3COINS ネックスピーカーのインターフェース周り
  1. TFカード(MicroSD)スロット
  2. USBポート
  3. 充電用マイクロUSBポート
  4. AUXポート
  5. 電源スイッチ

インターフェース周りは上記の通り。価格の割にやけに充実しており、TFカード(MicroSD)スロットや、USBフラッシュメモリに入っているMP3が再生出来たりもします。

しかし、2020年現在MP3ファイルをUSBメモリやSDカードに入れて再生している人なんて居るのでしょうか・・・?個人的にはかなり疑問に感じます。

本体重量

3COINS ネックスピーカーの重量

本体重量は実測で、232.4g。これはネックスピーカーとしては一般的な重量と言えます。他メーカーのネックスピーカーの場合、軽さを売りにしている製品では100gを切るものがあったりします。

スリーコインズ ネックスピーカーを実際に使ってみる

それでは、実際に『スリーコインズ ネックスピーカー』を使ってみます。手元のiPhoneと接続して使います。

3COINS ネックスピーカーとiPhoneをペアリング

iPhoneとの接続はBluetoothを使います。『スリーコインズ ネックスピーカー』は「RISE MUSIC」というデバイス名なので、それを選択してペアリングします。

「ピンポン!」という音が鳴ればペアリングは完了。これでiPhoneの音が『スリーコインズ ネックスピーカー』から再生されるようになります。

つけてみた様子

3COINS ネックスピーカーを付けてみた様子

実際に肩に付けてみた様子です。付ける際に感じたことは「正直、付けにくい」と思いました。

この『スリーコインズ ネックスピーカー』は本体が固く、可動域が狭いので、ほぼ広がりません。そのために着脱は結構苦労します。首が太い人の場合、かなり付けるのが大変なのではないでしょうか。

スリーコインズ ネックスピーカーの音質は?

音質に関しては主観であるという事を予めお断りしておいた上で言うと、「残念ながら数百円の安物スピーカーと同じか多少良いくらいで、音楽を満足に楽しめるレベルではない」と感じました。

僕はSONYやJBLなどの有名メーカーのネックスピーカーも視聴した事がありますが、その時は音楽鑑賞を十分に楽しめるくらいの音質で、低音などもしっかり出ているという印象を受けた記憶があります。それと比較すると、全体的に音が軽く、低音の迫力も無いように感じました。

音楽を楽しむ為というよりは、あくまでテレビやラジオなどあまり”音質”を重視しないコンテンツを、何か作業しながら聴くという用途が一番向いているように思います。

左右の音量バランスがおかしい?

3COINS ネックスピーカーの左右バランスがおかしい?

音質もさることながら、個人的に一番気になったのは「スピーカー左右の音量バランスがおかしい」という点です。

音を聞いていると、どうも右側(操作ボタンがある側)のスピーカーからの音が大きく、反対側が逆に小さいので、片方からしか音が出ていないような感覚になり非常に気持ち悪く感じました。

他メーカーの製品では、そのような左右で音量差があるような事は無く、耳から後ろの方にかけて広がるような感じで音が鳴ってくれます。

たまたま僕が買った物が不良品だった可能性はありますが、もしこの製品自体がおかしいのであれば、ちょっと致命的だと言わざるを得ません。

スリーコインズ ネックスピーカーはゲーム用に使えるか?

iPhoneと接続し、いくつかゲームをプレイしてみましたが、遅延が大きくゲーム向きとは言えませんでした。

あまり画面と音のタイミングがシビアなゲームじゃなければ、もしかしたらまだ我慢出来るかもしれませんが、「音ゲー」のような、画面と音のタイミングが重要なゲームはかなり厳しいと思います。

スリーコインズ ネックスピーカーのまとめ

3COINS ネックスピーカーのまとめ
  • スリーコインズ ネックスピーカー のイマイチな点
  • 音質は良くない
  • 左右の音量バランスがおかしい
  • 本体が固く、広がらないので首の太い人には不向き
  • 3COINS ネックスピーカー の良い点
  • 価格が税込2,200円とネックスピーカーとしては破格

スリーコインズ ネックスピーカー』は、ネックスピーカーとしては破格の税込み2,200円で購入できるのが最大の特徴です。

反面、音質面や使い勝手については残念と言わざるを得ません。

そもそもの音質自体が良くないことに加え、左右の音量バランスがおかしいので、まともに使えるものではないというのが正直な感想です。もしかすると僕が買ったものが不良品だったという可能性がありますが、現時点ではこの『スリーコインズ ネックスピーカー』はあまりオススメ出来ません。

価格が価格なので、仕方ない面もあるとは思いますが、ハンズフリー機能や余計なUSBメモリスロットなどを全て取り除き、その分のコストを音質改善の方に回すなど、「シンプルでそれなりに良い音で聴ける」といった方向性に改良されれば、もう少し製品としての魅力も出てくるのでは無いかと思います。

「ネックスピーカー」とはどんなものか?といったお試し目的で、割り切って購入する分には良いですが、あまり期待しすぎない方が良いと思います。

ちゃんとしたネックスピーカーが欲しいなら

やはり、オーディオメーカーから販売されている物を購入するのが間違いないです。

以前「SONY」や「JBL」などのメーカーから販売されているネックスピーカーを視聴した事がありますが、付け心地や操作感、音質など、全てにおいて高いクオリティを実現していました。

もちろん価格帯が全く異なるので、気軽に買えるものでは無いのですが、不満点の少ないネックスピーカーが欲しいという場合は、有力な選択肢と言えます。